「さばえルーペ」は掛け心地の追求により生まれたフォルムに特徴があります。
約2年にわたり試行錯誤を繰り返し、装着したときに圧力が一点に集中しないように力を分散させる独自の構造と、β（ベータ）チタンの柔らかい掛け心地が相まって、長時間の使用でも身体への負担を軽減し疲れにくいフォルムが完成しました。

めがねのまち鯖江の技術をフルに活かした、チタン素材の金属加工にメッキ・塗装、人間工学的観点からの斬新なデザイン。
「めがねのまち鯖江」が詰まったまったく新しい“ルーペ”です。

掛け心地の追及により生まれた特徴的なフォルムと曲線も本商品の特長の一つです。
顔に掛けた時に、点ではなく面で支える構造なので、身体に触れる部分に負担が掛からず、長時間掛けても痛くなることがありません。何度も試行錯誤を繰り返し、このカーブの角度と形状にたどり着きました。

本商品の最大の特長は、「眉骨で支える」という点です。
一般的には、メガネの上に掛ける構造のルーペが多く作られていますが、鼻パッドにメガネとルーペの重みが二重にかかり、負担が大きくなります。
また、両サイドのツルの部分も、顔に当たると擦れて痛みを感じやすくなってしまいます。これを解消する方法として生み出された構造が、本商品で採用された“眉骨で支える”構造です。掛け心地がやわらかく、点で圧迫することもないため、重みを感じません。また、ずれ落ちにくく、長時間の作業も快適に行えます。

本商品は、鯖江市の金属加工メーカー「北陸ベンディング」が手掛けた商品です。
手元での細かな作業が多い同社で「市販のルーペでは作業がはかどりにくい…」と感じたことから、自分たち自身で作り出しました。
実際に使いながら使い心地や掛け具合の意見を出し合い、調整を重ねて生み出した究極のルーペが本商品です。
鯖江のメガネ職人の技を結集して出来上がった商品ということから、鯖江市の牧野市長が直々に命名。
鯖江だからこそできたルーペ、ということで市の名前を入れて「さばえルーペ」と名付けられました。メガネのまち・鯖江のプライドが込められた商品です。